若い頃はサーブが一番の武器、というかサーブしか武器が無かった(笑)。
力いっぱいサーブを打ち込んで、後はどうにでもなれ~!とネットへ突進して相手のミスを期待(笑)するというのが戦法。
そのサーブがここ数年ひどいありさまで、どんなに力んで打ってもハエが止まるようなスピードしか出ない。年齢的な筋力などの衰えは勿論あるのだろうが、それにしてもひどい。
まあ大きな原因は一つあって、ある程度膝を曲げていくと突然カクッと力が抜けたようになるため、スイングのきっかけを作れなくなったのが大きいと思う。
下半身の力が使えない→上半身だけで力んでスイング→力めば力むほどヘッドが走らずスピードが出ない、という悪循環に陥ったのである。
一時期息子のアドバイスで下半身を使うのを全く止めて、腕だけで軽くヘッドだけ走らせるようにしてみたら意外とよく、スピードも出ていたのだが、このやりかたはスピンサーブが打ちにくい。スライスサーブはいい感じで打てるのだが、スピンが打ちにくいせいでセカンドサーブが安定しなくなってしまった。
困ったなと思いよく考えてみたら、サーブで膝がカックンとなっていた時は、ボレーで大きく踏み込んでもカクッとなっていた。ところが最近はボレーでその状態にあまりならないような気がする。
そうだ、今年から久しぶりに試合に出てみようと思って、去年までより真剣に練習して、筋トレの真似事なんかもしてるじゃないか。やっぱりあの膝カックンは筋力不足が原因だったのか。しかも強制的に禁酒しているせいで体重が5キロ減!
これはいけるかもと思い、先の連休は忙しくて練習できなかったので、時間を見つけて壁打ちに行ってみた。腕だけの軽いスイングから徐々に下半身を使ってみる。
いいぞ!グリップも以前のように目一杯長く(手の中にグリップエンドを包み込むように)持ち、トスをさらに前目に上げて打った。自然と軽くジャンプしている。
いい感じだ。しばらくは高さや方向は全く気にせず、とにかく厚く当てることだけを考えて振った。ちょっと昔の感覚を思い出してきたぞ。打球音も明らかにいい。それまでの「ペシャッ」「シャリッ」というものじゃなく、「パカーン!」と気持ちがいい。
これだ、これですよ。下半身でグッとためて、リラックスした腕を一気に振りぬくこの感覚。前はこんな風に打っていたじゃないか。やっぱり下半身は大事なんだなあ。
実際コートに入って打つとうまくいかないのかもしれないが、その時はまた壁打ちで修正しよう。そして筋トレもサボらずに続けよう。
こんなことで楽しい気分になれるのだから、テニスは面白い。
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